アプリケーション作成にあたり

    

 私は今までトレーナーとしてフィットネスの現場、及び理学療法士として 病院や介護老人保健施設、デイ、訪問リハビリ、自費リハビリ等、リハビリの分野で様々な利用者さん・患者さんと接してきました。  日々、そのような方々と時間を共にする中で、ホームトレーニング(自主運動)を提案し、提供する機会が多くあります。 しかし、そのような場面で次のような問題が度々起きました。

  • 口頭で提案したいメニューをお伝えしても、受け取り手が全てを理解・把握しきれない。 複数メニューある場合は、なおさら憶えきれない。
  • 紙面上、文字のみでの伝達では、受け手側としてイメージがつかみずらい。また、 長々とした文章を読むのが億劫になってしまう。
  • 手書きの図(ビジュアル)と文字にて、紙面上で伝えようとするが、絵が下手で分かりずらい。 凝ったビジュアルを描こうとすると膨大な時間を要する。
  • Web上でビジュアルを検索し、貼り付けて紙面上でプリントアウトしようとするが、 ビジュアルのバリエーションが限られる。様々なサイトから図を引っ張ってくるが、 複数メニューの場合、ビジュアルの統一感がなくなってしまう。検索や編集にも多大な時間を要する。

 このように、他者へ運動メニューを提供する際、「どのように使えるか」が重要なトピックになります。
 また、自らがトレーニング情報を収集したい時にも問題が発生しました。

  • 情報を収集する際、書籍やサイトにおいて、一つの分野や断片的な内容を扱ったものはあるが、 総合的にそれらを網羅する媒体がない。
  • 情報があっても、バリエーションが少ない。簡易的な情報すぎる。また、その逆で専門的すぎ理解が難しい。

 なぜ情報の伝え手と受け取り手の間に、このようなギャップが生まれるのでしょうか。
 その理由としては、

  • 受け取り手としては個々人により、必要な情報の種類・情報量が異なる

からであると、考えられます。
これらの問題を解決する方法として、

  • 運動初心者の方から、ある程度専門的知識を持っている方々まで 
  • 個々人のニーズに応じて、情報量を調整
  • 情報の種類を取捨選択

できる機能をアプリ上に備えました。

 当アプリでは一般の方々から本格的な競技をしているアスリート、また病気やケガ、老衰などによりリハビリが必要な方々に至るまで 幅広い層に対応できるようになっています。
 また、自分自身で自らのメニューを設定し実践する場合、及び他者へ運動メニューを提供する場合、 両方で活用できるように構成されています。

    「運動の扉」は開かれています。

 このアプリを通じて、多くの人々に運動のすばらしさを体感していただき、また各々の目標への到達、及び心身の健康を獲得する一助となれば幸いです。

    

藤井 泰成

(ふじい やすなり)

保有資格

  • 理学療法士
  • 総合旅行業務取扱管理者
  • TOEIC score 830

運動歴

  • ウェートトレーニング
  • キックボクシング
  • アームレスリング

経験してきたフィールド

  • フィットネスクラブ
  • 病院
  • 介護老人保健施設
  • デイケア
  • 訪問リハビリ
  • 自費リハビリ

趣味

  • 運動
  • スポーツ観戦
  • 旅行(バックパック旅行)
  • 自転車
  • 外国語