自分をほめる - 続かないのは意志が弱いからではない -

  

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解説

  •  太古の昔、人間は狩猟生活を営んでいました。
  •  1日に何十キロと野山や平原を駆け回る日々。獲物を仕留めるまで、この追いかけっこは続きます。獲物が捕れなければ餓死してしまいます。
     人類は常に飢餓状態と向き合ってきました。
  •  そこで生き延びるための手段として選択されたのが「休息」と考えられます。獲物を捕る時以外は、余計なカロリー消費を抑えることがサバイバルに不可欠であったのです。
  •  この人類が誕生してから長きにわたり続いてきた習慣は、遺伝子として現代人にプログラムされているものと考えられます。
  •  そう、必要に迫られなければ、「余計に動くのは控え、カロリー消費を少なくしましょうよ」と遺伝子は我々に語りかけてきます。
  •  仮に運動が継続できなかったとしても、自分を責めないでください。その因果は遺伝子にプログラムされたものなのです。
  •  その遺伝子プログラムに逆らい、自らを鼓舞して運動をするのですから、そのこと自体がすごいことなのです。
     まず、運動が実践できたら自分をほめてあげてください。